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チームリプライオリティへようこそ!

 当社は学歴や職歴など形式的な情報で採用可否を決めません。当社が重要視していることは「努力を継続できる人であるかどうか」
 世の中には能力の高い人、ビジネスセンスがある人がたくさんいますが、どんなに優秀な人でも努力を止めた瞬間に成長が止まるどころか退化してしまいます。ビジネスパーソンの成果の主たる構成要素は頭の良さではなく意識の高さと行動力だからです。
 一方でそこまで優秀でない人でも「努力を継続できる人」は長い期間をかけて必ず一流のビジネスパーソンになれます。私は30年近くビジネスマンしていますが、絶対的な確信を持って言える事です。
 かくいう私も創業して26年間、成功よりも失敗の方が圧倒的に多かったです。勝敗で例えると1勝99敗です。業績的にも非常に苦しい時期が通算で10年以上も続きました。
 創業したのが1998年。創業事業がうまくいかず、2年間会社を潰さない事だけで精一杯でした。2000年にプロモーション事業にシフトしてからは売上利益も一気に上がり、ベンチャー企業として注目を浴びる存在になりました。
 しかしそんな事も長くは続かず、2005年に約1億の赤字を計上し、組織が空中分解してしまいました。以降D2C事業を産み出すまで延々とトライ&エラー(ほとんどがエラー)を繰り返しました。
 私のビジネスマン人生のほとんどが苦悶の歴史ですが、どんなに苦しくても「努力を継続」してきた自負はあります。どんな状況でも焦らずに腐らずに会社が出した利益の中から投資を続け、失敗しても歩みを止めませんでした。
 当社の直近数年間は過去最高益を更新し続けています。「努力を止めなかった」からこそ実現できた事です。このように「努力を継続する」事は何よりも尊いものだと思います。

チームワークとは「役割分担」と「一枚岩」

 私は役割分担を重要視しています。同一性よりも多様性。私のみならず、誰しも得意分野もあれば苦手分野もあります。
 得意な事はそれが出来る人がやればいい。不得手なことはそれが得意な人がやればいいと思っています。同一性を求める組織であれば苦手なことは頑張って克服すべしという方針になりますが、多様性を重要視する当社では得意なことを伸ばし、不得意なことは誰かが補うという方向で組織創りをしています。
 私は創業者であり社長ですが、拠点長や部門の責任者の権限を越えて社員に命令したり意見をしたことはありません。全社員に聞いても同じ答えが返ってくると思います。それは私自身も分業の一員であると思っているからです。私が自分の事を絶対権力だと思っていたら、私がルールであり、私の言う事に従わせることが正しいとする組織にしていると思いますが、私は機能的な役割分担こそが組織を成長させる答えだと考えています。
 また、役割分担と同様に組織が同じ方向を向いている「一枚岩」である事が成長する組織にとって重要だと考えます。目標達成のために全員が同じ方向を向き、協力し合うことで相乗的なパワーが生まれます。一方で意見の不一致や内部分裂があると、エネルギーが分散し、目標達成が困難になります。「一枚岩」の組織は、明確なビジョンと戦略、役割分担のもとでパフォーマンスが最大化され、会社規模が大きくなればなるほどスケールメリットが出てくると思っています。

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